劇団概略
▽劇団名: シアター2+1(しあたーつうぷらすわん)
▽所在地: 〒167-0042 東京都杉並区西荻北1丁目4-19-B1
TEL (03)3397-4008 FAX (03)5382-2170
▽代表者: いさらい香奈子
▽創 立: 1981年5月1日
▽加盟組合: 日本児童・青少年演劇 劇団協同組合
▽メールアドレス: 2plus1@japan-artists.net
▽ホームページ: http://www.japan-artists.net/2plus1/
創造理念
シアター2+1の目指す演劇理念は、正にその名称の中に存在します。
すなわち、2+1の“2”は時代を深く見つめ、そこに生きる同時代人の喜びや苦しみを見事に体現し得る創造主体の事であり、その創造を保障し具体化するのに最も相応しい舞台空間を獲得すること(すなわち拠点主義の事)であり、また“+1”は我々の創造を支持しその空間に集うて下さる共同創造者=観客の事を謳ったものであります。
つまり、この“2”と“1”を深め強め広げて行く事が、我々の演劇行為する基本であって、時代に即した真の現代演劇の創造を質・量・密度の全ての面から追求したいと考えて居ります。
創立以来現在(2011年3月末日)まで40回の自主公演を行なう。
また中学校、高校、子ども劇場、おやこ劇場及び公文協等でも公演している。
これまでの上演作品
●「ロマンティックコメディー十二夜」
W.シェイクスピア作 1990年9月初演。
以来現在(2011年3月)までに高校・中学・こども劇場おやこ劇場例会を中心に655ステージの上演実績を誇る。
1999年文化庁・日本芸術文化振興基金の舞台芸術振興事業・児童青少年演劇優秀舞台公演として上演。
●「愚者には見えないラ・マンチャの王様の裸」
横内謙介作 1998年7月初演。
1999年7月に開催された『アジア児童青少年演劇日本縦断フェスティバルIN東京』にて再演、好評を博す。その後、全国各地で上演中。
第36回岸田國士戯曲賞受賞作品。
●「犬の心臓」
ミハイル・ブルガーコフ原作 A.チェルビンスキー脚色 1989年8月初演。
旧ソ連の悲劇の作家ブルガーコフ原作の話題作を本邦初演。
総合演劇誌「テアトロ」誌上に於て'89年の舞台ベストワンに推挙される。
●「アイ・イン・ザ・スカイ―誰かが見ている―」
野口卓作 1992年8月初演。
好評により翌年、東京都多摩市主催のパルテノン多摩小劇場フェスティバルに招聘され、出演する。
●「マッチ売りの少女」
別役実作 1980年
●「受付」
別役実作 1983年
●「舞え舞えかたつむり」
別役実作 1983年
●「海ゆかば水漬く屍」
別役実作 1985年
●「貝の火」
宮沢賢治作 1986年
●「待合室―または、別役さんちょっと」
野口卓作 1991年
●「マザー・ネイチャー」
野口卓作 1992年
●「世界一安全な村」
野口卓作 1992年
●「天才バカボンのパパなのだ」
別役実作 1994年
●「眠っちゃいけない子守歌」
別役実作 1995年
●「窓から外を見ている」
別役実作 1997年
●「とうめいなすいさいが」
別役実作 2000年
●「黎明館アパート」
仲原明彦作 2004年
●「紙ヒコーキ」
仲原明彦作 2005年
●「アンティークショップ雨宿り」
仲原明彦作 2006年
●「黎明館アパート」(再演)
仲原明彦作 2007年
●「アンティークショップ雨宿り」(再演)
仲原明彦作 2007年
●他に、だんいっせい、真継章行、押山憲明、倉田愛地、木瓜みらい、各氏の作品。
《外国作品》
●「マクベス」
W.シェイクスピア作 1981年
●「亡命者」
S.ムロジェック作 1982年
●「ゴドーを待ちながら」
S.ベケット作 1987年
●「伯父ヴァーニャより―乙女のワルツ」
A.チェーホフ作 1995年
●「夏の夜の夢」
W.シェイクスピア作 1996年
●「十二夜アトリエ版」
W.シェイクスピア作 2008年
●「オセロ」
W.シェイクスピア作 2010年